四日市市の中心部近くにありながら、西に鈴鹿山脈をのぞみ、町の中央を伊勢湾にそそぐ海蔵川によって大自然にめぐまれた町が海蔵の町です。
 古くは旧東海道が、昭和30年代にはバイパスとしての国道1号線が町の東部を南北に通り交通の便に恵まれた町でもあります。隣接する橋北地区、羽津地区と合わせて万古焼の産地、産地問屋の町として栄えてきました。また、沿海部の石油コンビナートの発展とともに、近鉄名古屋線阿倉川駅、川原町駅を中心として、これらの事業所に勤務する人たちの住宅地として開発がすすめられてきました。
 平成10年代からは四日市中心部から北西部、北部に向かう都市計画道路が整備され、生活施設の充実と、自然にも恵まれていることから地区外からの人口流入が見られます。
 このページは、海蔵の町に住む人たちの、どこにでもありそうな、しかし今、この時しか見られないかもしれないそんな生活のひとコマを切り取って、記録に残していこうということで作ってみました。